「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」
マーシャル・B・ローゼンバーグ著
安納献 監訳
小川敏子 訳

「ワキャー」
罰を受けないため:
人が何か言ったり、行動したりする動機の一つに「人から責められないため」「罪悪感を持たないため」というのがあります。
このような動機で動いている場合、言動の結果 ”責められない状態” になっていることを期待しています。
しかし、何か言ったり、行動したりした結果が、思い通りにならないことは多々あると思います。

このように「罰を受けないため」という動機で動いた結果、思い通りにならなかったら、苛立ち、自分や人のことを責めてしまいますよね。人から責められないために行動した結果、責められる状態になってしまう。

悪循環です。

「ふ〜ん」
経済的に苦しい:
お金がないから、親が厳しかったから。子供時代にそのような理由で欲しい物があっても言ってはいけないと思い込んでいる人もいると思います。
素直に言えなかった気持ちは、消えることはなく、別の形で表現するようになります。

例えば、怒りや暴力によって。

「えっ、そっか!」
自分の心の状態を思いやる:
人と人が共感し合うのはどんな状態でしょうか。

自分の言ったことに賛同してくれる時?
自分の言ったとおりに行動してくれる時?
自分の言ったことが伝わった時?

私は、根本のニーズ(この書籍によると、自立性とか相互依存、遊びなど、人が基本的に必要としていることになります)が共有された時じゃないかと思います。
例え結果的に言ったとおりにならなくても。

ただ、根本のニーズが共有されれば良い。

他人と共感するのと同じく、自分自身の心とも共感する必要があります。
それが、自分の心の状態を思いやること。
すなわち、自分自身の根本のニーズを認めてあげること。

「ホホ〜」
価値観に沿った言動をする:
根本のニーズとは、その人の価値観でもあります。

例えば、根本ニーズとして夫は「妻と黙って静かな時間を過ごしたい」というのがあったとしても、妻は「夫とは今日あった出来事を話ししたい」という根本ニーズかもしれません。

これはどちらが正しいとか悪いという問題ではなく、ただそういう価値観を持っているだけの話しです。

「んでんで」
共感で暴力回避:
人それぞれ違う価値観、つまり根本的なニーズを持っている。その違うそれぞれのニーズが満たされていればプラスの感情を持つでしょう。逆に満たされなければマイナスの感情を持つでしょう。

そして、それぞれの感情に従って言動をする。マイナスの感情だと、時に暴力で人を動かしニーズを満たそうとするかもしれません。

人の行動や思考、感情は、人それぞれが持つ価値観の違いから来ています。
怒りは外に原因があるわけではなく、内なる自分が作っているものです。

この自分の思考と感情に責任を持つということが暴力を回避することに繋がります。

ちなみに怒りはいけないことのように感じるかもしれませんが、全ての感情に良い悪いはありません。
感情は、自分の価値観を知るための内なるセンサーです。

「ポチする」
感情と思考に責任を持つ:
力を使うことは全て駄目とは言いません。
自分を守るために、思いやるために必要であれば使いましょう。

言葉は力の一つです。
言葉は言う人と受け取る人がいて初めて成り立つものです。

時に攻撃的な言葉に出会うでしょう。でも、感情と同じように言葉も良い悪いはありません。
根本のニーズを伝えるものです。

表面の言動ではなく、根本のニーズで会話をすることが非暴力コミュニケーション(NVC)、なのかもしれません。

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本記事では私すえなみが、
毎週、最近購入した本で興味深い本をピックアップしてご紹介しています。
著者が伝えたいことではなく、本を読んで私すえなみが気付いたことをご紹介しています。

本って、1回読んだだけで終わりじゃなく、2回目、3回目と読んだときに、その時に必要な新しい気付きが生まれるものだと思っています。ですから、ここに書いてあることが全てではないですし、私自身も言っていることが180度反対になることがあることをご承知おき下さい。

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